今回は、睡眠の重要性についてお話ししようと思います^_^
睡眠には「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「ホルモンバランスの調整」など多くの重要な役割があり、健やかな心身を保つために欠かせません!!
しかし、睡眠は決して『量』だけでは解決できるものではなく、
睡眠の『質』を高める必要があります。
睡眠には、深い眠りのノンレム睡眠(深い眠りで明け方に短くなる)と、
眠りの浅いレム睡眠(浅い眠りで明け方に長くなる)があります。
最初に始まるのはノンレム睡眠です。
ノンレム睡眠で一気に深い眠りについた後、1時間で徐々にレム睡眠へと移行します。その後は、約90分周期でノンレム睡眠、レム睡眠を繰り返します。
ノンレム睡眠は「脳の眠り」といわれており、脳の活動が低下しています。
また、ホルモンの分泌を促す睡眠期でもあります。
特に、眠りについてから180分間は最も成長ホルモンを分泌する時間帯です。
子供の成長や、免疫機能、美肌などにとって、寝始めが非常に重要な時間帯なのです。
レム睡眠は「からだの眠り」といわれています。
脳は活動していますが、筋肉は弛緩している睡眠期です。
夢をみるのはレム睡眠のときで、記憶の定着もこのときにおこなわれています。
気持ちよく起きるためには、レム睡眠のタイミングで目覚めると良いといわれています。
睡眠周期のサイクルは約90分で、
ノンレム睡眠が60~80分にわたって出現し、
その後、レム睡眠が10~30分ほど続いて1つの睡眠周期が終了。
この90分の睡眠周期が4~5回くり返されて6~8時間という1晩の睡眠となります。
睡眠不足は不規則な生活や運動不足、就寝前の飲酒・喫煙・スマホ・パソコン、ストレスなどが原因となり、睡眠が不足すると
・集中力、判断力、注意力、認知機能が低下
・自律神経の乱れによるパフォーマンスの低下
・免疫力の低下
・生活習慣病の発症リスクが高まる
・睡眠負債
・食欲の増加
・代謝能力の低下
など他にもありますが、全て心身に悪影響を及ぼします。
睡眠の質を高めるには、
・就寝3時間前には夕食を済ませる
・就寝前にスマホ操作、飲酒、カフェイン摂取を控える
・ストレスを発散する
・適度な運動
などがあげられます。
睡眠不足を解消するためには、体内時計を整えることが大切で、
朝日を浴びたり規則正しい生活をしたりすることで、体内時計が整います。
質の良い睡眠がとれると、生活のリズムが整いやすくなり、体内のホルモンのバランスも保たれやすくなり、心身ともに元気になります。
日中は、活動的に過ごすことができ、その日中の活動的な生活がまた良質な睡眠をもたらしてくれます。
また、ダイエットを成功させるためにも重要な要素となります。
ダイエットを継続してもあまり効果が見られない方は、睡眠に注目してみるのも良いかもしれませんね。